(株)マルワ 全社員研修受講② 講義「2030年も元気な組織であるために~SDGsが創る企業の未来創造」

同じ名古屋市天白区で、印刷会社を経営されている(株)マルワさんは、
SDGsへの中小企業の取り組みのお手本のような企業さんです。
ご縁があり、こちらの鳥原社長にSDGs全社員研修をしていただきました。
第一部は社内見学ツアー。

①第一部オフィスツアーの様子はこちら
②第二部
今回は、講義です。

■SDGsの背景と成り立ち
SDGsが定められた背景には、
もともと国連憲章によって決められた
1.戦争をなくす
2.飢餓をなくす
3.人権を守る
という目標だけでは解決できない、温暖化・病気・インターネット等のような
国境を越え協力しなければならないような社会問題の複雑化があります。
■実は2000年からあったMDGs
昨今急速に騒がしくなったSDGsですが
実は2000年~2015年には、既にSDGsの前身の、
MDGs(ミレニアム開発目標)といわれるものがありました。
ここで、国連憲章の3つの目標だけでなく、
・初等教育の達成
・ジェンダー(性別)の平等
・エイズやマラリアの蔓延防止
などを付け加えました。
これらは主に
「開発途上国に向けたもの」
でした。
MDGsによって世界はかわったのでしょうか?
⇩
MDGsではカバーできない現代世界の問題が浮き彫りになりました。
・生物多様性
・温暖化
・経済格差
・自然災害
・高齢化
・若者失業
⇩
「先進国も変わらなければならない。」
そこで定められた
国際社会共通の目標が、SDGsというわけです。
SDGsの17のゴールは
開発 :GOAL 1~6
経済 :GOAL 7~12
地球全体:GOAL 13~17
と、大きく分けられます。
今のところ、日本で達成していると言えるのは、
GOAL 6:安全な水とトイレを世界中に

GOAL 9:産業と技術革新の基盤を作ろう

のみ。現状は厳しいです。
■誰ひとり置き去りにしない
トレードオフ(どちらかを取る)から
トレードオン(どちらもかなえる)へ
SDGsのゴール達成のために重要なのは、
「誰一人取り残さない」ということと、
2030年将来、あるべき姿から逆算して方法を考える、
「バックキャスティング」という考え方です。
なぜなら、
目標達成には矛盾が付きまとうからです。
環境負荷軽減⇔コストアップ
残業削減 ⇔収入減少
生物多様性保護・焼き畑の禁止⇔ 飢餓
というように、一つ目標を達成すると、別の問題が発生する。
しかし、
本来は両立しない両方をかなえるのが理想の姿
そこから逆算してそのためにはどうすればよいか、を模索していこう。
というお話がありました。
■企業を取り巻く社会の変化
・消費者のニーズの変化
・昨日まで許されたことが明日からは社会に糾弾される
・品質の良い製品を提供し利益を上げることは当たり前(=条件)
⇩
その先にある
付加価値こそが重要に。
環境・社会貢献・法令遵守。
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ステークホルダーの評価はそこにあります。
■取り組み実例
マルワさんをはじめとする企業の取り組みを紹介いただきました。
■最後に・・・
公和電機製作所はすでに動き出している
・インフラを支える独自化
・環境宣言
・SDGs本気宣言
・コミュニケーションに賛同するパートナーシップ
・会社が大切にする働きがいのある環境づくり

共に手を取り合って、この先の社会に
必要とされる企業を作っていきましょう。
END
社員に問いかけながらの講義は、スピーディーで的を射ており、
とても解りやすかったです。
鳥原社長は
「腑に落ちることが大事」
とおっしゃいます。
やらされるのでなく、自分にも関わる事なのだと納得して、
自ら動くことが大切なのだ、と。
今回の研修を通し、それぞれ感じるところがあったと思います。

熱のこもった講義をありがとうございました。 (全社員研修③へつづく)
To be continued …